編集日記

2018.07.18 Wed

小学1年生、熱射病ニュースに思うこと

日本列島が沸騰するような灼熱にあぶられる中、昨日、愛知県の小学一年生が校外学習中に熱射病にかかり、亡くなるという事故があったことを、夜中のニュースで知った。
我が家の小学一年生も、昨日帰宅途中から「疲れた~」を連発し、顔はほてり、頭は汗でびっしょり。「今日は学校でプールはなかったの?」と聞くと、「先生が、今日は暑いから外のプールは危ないから、室内で運動しますって言って、冷房のかかったプレイルームで運動した」と言う。こんな暑いからこそ、プールが良かったんじゃないかと思いつつも、それ以上話す気力もない様子の息子。そして、家に帰ると、冷蔵庫の氷を何度も口にほおばり、「今日はお風呂じゃなくてシャワーだけにする」と言い、枕元に水を置いてバタリ。かなりバテているなと感じたため、宿題もそこそこに、普段は付けない冷房をかけ、朝も寝坊させようと目覚ましを30分遅くセット。

その後、私はニュースで事故を知った。他人事とは思えなかった。
大人と比べ身長の低い子供たちは、反射熱によって体感温度が高くなることや、水分をためておく筋肉の量が少ないことなど、同じ気温でも危険度が増すことなど、今回の事故で初めて知った。子供のケアをしなければならない親として、責任を感じたと同時に、息子の学校の先生方の正しい判断に、感謝する夜だった。

今朝は息子を校門まで送った。
時刻は8時すぎというのに、既に30度越え。
毎朝、児童を校門で迎え入れられている校長先生に、一礼すると、その優しいまなざしが、私に「ご安心ください」と言っておられるようだった。
危険から子供たちを守るには、専門的な知識と、親と先生方、地域の方々とのチーム力や多くの「見守る目」が大事なんだと痛感した。

亡くなられた児童のご冥福と、ご家族の方々へのお悔やみを申し上げます。

 

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