編集会社を使う意味

雑誌は編集者が作ります

映画やTVのクレジットで、プロデューサー、監督、演出家や原作者がオープニングやエンドロールに流れるのはご存知でしょう。雑誌にも奥付というものがあり、そこを見ると発行人と編集者の名前があります。つまり、雑誌を発行する責任者が発行人であり、実際に作る責任者は編集者であることを意味します。
編集者は雑誌や本を作るにあたって、実際幅広く仕事をこなします。企画から取材・ライティング、デザイナーやカメラマン、イラストレーターのディレクションや制作指示、校正や入稿に至るまで雑誌作りの全ての工程に携わります。
そこで、社内報やグループ報をどう捉えるかですが、インナーマガジンとも呼ばれるように雑誌の一種だと捉えるべきではないでしょうか。もちろん企業様が発行人です。しかし、ご担当の社員の方々は編集者になるために入社されたわけでも、これから目指されるわけでもありません。企業様も望んではいないはずです。ですから、その問題解決として私たちが存在すると考えます。
私たちはあくまで雑誌の編集者集団として、社内報やグループ報を雑誌と捉えてつくっています。雑誌は印刷会社やコンサル会社、デザイン会社がつくるのではなく、プロの編集者のいる編集会社がつくるのは、至極当たり前のことだと思っています。

最大の効果測定法は、ゴミの量!?

 私たちは、売れ続けている雑誌をつくってきました。それは、勝手にデスクや家に届くものでなく、能動的に、しかもお金を払ってまで読んでくれる読者がいる雑誌です。売れる雑誌づくりに携わり、エディトリアル文化をしっかり受け継いできた私たちは、ゴミになるような雑誌はつくれません。
 企業様では、よく効果測定を気にされます。大事なことです。そして一番大事な効果は、まず、「読まれる」ということ。なぜなら、社内報やグループ報というのもが最初から凄く待ち遠しくて楽しみにしているというたぐいのものではないからでしょう。難しくて堅苦しいもの、面白くないもの、読みにくいもの、押し付けられている義務のようなもの…。そう思っている読者に、いかに読ませるか。しかも、企業様の得たい結果を得られるように。それは、私たちの仕事です。
 読まれているかどうかを測定するのなら、発行当日に出るゴミをチェックされるとよいでしょう。私たちのつくったものをゴミにはさせません。プライドと使命感を持って、御社のオリジナルマガジンを大事な読者にきちんと届けます。

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